主要メンバー紹介

白石 拓也(代表)

私は、国際開発コンサルタントとして、世界各国の途上国・新興国で仕事をさせてもらっています。特に、マダガスカルとは、2013年以来の長い付き合いです。

 

マダガスカルでの仕事・暮らしを通じて、現地の「ニーズ」と、現場に行かずとも無理なく協力したいと考える日本の方達の「気持ち」がうまく繋がっていない現状を目の当たりにしてきました。特に、草の根レベルの活動は現地のニーズに直結しているにもかかわらず、青年海外協力隊が任期を終え帰国したり、NGOの活動資金が枯渇したりした途端、活動がストップしてしまうことが少なくありません。多くの場合、現地のニーズが達成されたわけでは無いにもかかわらず。

 

一方、日本側では、こうした現地ニーズを知り、手軽に関与できる機会は多くないと思います。最近では「SDGs」を知り、自分事と捉え行動したいと考える個人・企業が増えてきていますが、そうした「思い(=スキル、資金、人脈など)」を、現地ニーズに繋げる「プロデューサー」が欠けていました。

 

 

こうしたプロデューサーの役割を担うことを目指し、国内外の素晴らしい仲間たちとともにマナトゥディ基金を設立するに至りました。私たちは、各メンバーが持つネットワークを最大限に生かして、現地のニーズと日本の皆さんの思いを繋げるお手伝いをしていきます。どうかマナトゥディ基金へのご協力をお願いします。


羽原 隆造(副代表)

協力隊の活動が最初のマダガスカルですが、その後15年以上に渡ってマダガスカルに関わる仕事をしています。思いはあってもなかなか具体的な仕事や活動につなげられていない人も多く、それをすごくもったいないと思っていました。一人の思いがやがては大きな力になると信じて、その思いを持った人の役に立てればと思っています。

大和田 正勝(事務局長)

JICA事業の中小支援事業を実施したのが人生初海外、マダガスカルでした。事業を通し森林破壊の様子や学校に通えない子どもを目の当たりにし衝撃を受けるのと同時に、私たちに笑いかける子どもたちの笑顔が穏やかで印象的でした。その笑顔や彼らの勉強・生活の場を守るための活動をしていきます

田中 ちひろ(会計)

協力隊では動植物公園に派遣され、帰国後は動物に関わるマダガスカルへの技術支援に関わってきました。自然と隣り合わせで、決して豊ではない生活をおくる人々との活動はなかなかできないでいましたが、この基金を通じて、チャレンジすることができました。今は、持続可能な人の暮らしが、長期的には自然保護にもつながると感じています。


櫻井 恵子(監事)

協力隊で養殖隊員として赴任し、養殖技術の普及等に努めた後、大学院の調査フィールドに選び、水産現場を訪ね歩きました。マダガスカルの魅力に引き込まれ、多様な姿を見て学びました。同じ時代を生きているマダガスカルの人々へ、よりよい人生を生きるお手伝いになればいいなという思いで活動をしています。

大渕 由貴(広報)

マダガスカルの協力隊活動では農村の生活を良くする「生活改善活動」に取り組みました。活動を通して、農村の人の心の豊かさと突然の不幸(病気や自然災害等)に対する弱さを知りました。マダガスカルが豊かになり突然の不幸に負けない生活ができるようになるよう活動していきます。

鈴木 寿典(広報)

マダガスカルの協力隊活動では水利組合や養殖活動に従事しましたが、任期終了を待たずしてコロナのため緊急帰国となりました。お世話になったマダガスカルの人々に恩返しできるよう、また彼らが自身の将来により良いアクションを起こせるよう、さらには日本・日本人をもっと好きになってもらえるよう活動していきます。


フェラナ(現地マネージャー)

2012年頃より日本のプロジェクトで日本のメンバーと協力してきました。この時の繋がりをきっかけにマナトゥディ基金に参加することにしました。農村開発と環境保護を専門に取り組んでいます。これから将来に渡ってマナトゥディ基金の活動が上手くいくように日本の皆さんと協力していきます。